口臭の原因を正しく知る

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生理的口臭か病的口臭のどちらか

 

自分は気づかなくても周りの他の人を不快にしてしまうのが「口臭」です。

 

口臭とは「口腔および呼気の嫌な臭いのこと」とウィキペディアでは定義されています。現代社会では口臭は「スメハラ」(スメルハラスメント)の一つとして社会問題になっています。

 

口臭に敏感な人が増えている

 

日本歯科医師会が全国の10代から70代の男女1万人に「口臭」に関する意識調査を行ったところ、80%の人が自分の口臭を気にしたことがあるとのことです。約40%の人が他人から口臭を指摘されたことがある、と答えています。口臭が気になる相手は「配偶者」や「会社の上司、同僚」など身近な人たちです。男性よりも女性の方が口臭に敏感だとのことです。口臭が気になったときの対策は「歯を磨く」「ガムやタブレットを噛む」「うがいをする」が多く、「歯科医院に行く」と答えた人は全体の10%でした。

 

口臭に対して無頓着でいると他の人への大きな迷惑となりますが、自分の口臭を気にしすぎるあまり人と接触するのを避けて、前向きな社会生活を送ることができない人もいます。

 

口臭のない人は、現実にはいません。例えば朝は口内が乾燥しているため、誰もが口臭があります。ですから口臭は誰にでもあるものだと思って、口臭への正しい理解と対応法を身に着けておく必要があります。要するに口臭は程度問題ということができます。

 

口臭が強いなら病気の可能性がある

 

もし口臭がいつもきついと指摘されるとしたら、その原因を突き止めて対処したほうが良いでしょう。
口臭の原因には2つあります。
1. 生理的口臭
2. 病的口臭

 

まず「生理的口臭」とは何でしょうか?
生理的口臭は生活リズム、習慣、精神状態によって起こる口臭です。つまり健康な人であっても生理的口臭は以下のような原因で常に起こります。

 

  • 飲食:ネギ、ニンニクなどの臭いの強い食品を食べること、アルコールを飲むこと
  • 歯垢:食べカスのタンパク質が口内細菌によって分解され、揮発性硫黄化合物(VSC)を作り出す。
  • 舌苔の堆積、膿栓(臭い玉)
  • 口呼吸、ストレス等による口内の乾燥
  • 喫煙

 

2の「病的口臭」とは何でしょうか?
歯周病虫歯、糖尿病、腎臓病、肝臓病、胃炎、腫瘍、副鼻腔炎などを原因とする口臭のことです。病的口臭は生理的口臭よりも臭いが強く、病気の種類によっては、特有のきつい臭いがします。肝臓病や糖尿病の場合は特有のすえた臭いがします。

 

加齢による口臭も病的口臭に入ります。加齢により増えやすい口内細菌がありそれらの菌が3-メチルブタン酸を発生させ、不快な口臭が起こります。

 

≫正しい口臭対策の方法についてはこちら