歯周病と生活習慣

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自分の習慣で自分の歯を健康に保ちましょう

 

歯周病にかかりやすいかどうかは、生活習慣とも深く関係しています。

 

ストレス

 

ストレスが歯周病と何の関係があるのか、と思われるかもしれません。

 

何か緊張やストレスがあると口がカラカラに乾くという経験をされたことはあるのではないでしょうか。ストレスにより交感神経が優勢になります。そうすると唾液の分泌が少なくなります。

 

口の中が乾燥してしまうと口内の細菌を唾液で殺菌できなくなり歯周病が進行する原因になります。

 

運動不足

 

運動と歯周病も一見関係がないように思えます。

 

しかし運動不足によって血行が悪くなります。血行が悪くなると歯肉の元気もなくしてしまい、歯周病のリスクが高まります。

 

逆に運動をすると血行が良くなり、身体の抵抗力を高めてくれます。

 

睡眠不足

 

睡眠不足もまた、歯周病とは関係がないように思えます。

 

睡眠不足によって体の抵抗力が弱くなります。そうすると口内の歯周病原因菌が勢いづくことになります。

 

十分な睡眠とストレス発散は歯周病に打ち勝つために必要です。

 

喫煙

 

喫煙は歯周病リスクを確実に高めます。非喫煙者の2〜7倍ものリスクがあるのです。

 

喫煙が歯周病リスクを高める原因は何でしょうか。

 

まずタバコのヤニ(タール)が歯に付着すると、その上にプラークが溜まりやすくなります。

 

ニコチンが血管を収縮させるので酸素や栄養分が歯肉に届きにくくなります。ニコチンは免疫細胞の働きを抑えるので抵抗力が弱まります。

 

喫煙は口内の炎症反応を減少させます。歯周病のサインとなるのは歯茎の腫れや出血です。喫煙していると歯茎の腫れや出血が現れにくくなります。実際には歯周病になっていても喫煙によって気づきにくくなるのです。

 

喫煙は歯肉の老化も促進します。老化した歯肉は当然ながら歯周病のリスクをより高めることになります。

 

歯周病で歯を失ってしまう前に一刻も早く禁煙に取り組むようにしましょう。

 

食習慣

 

歯周病に打ち勝つには、ビタミン、植物繊維、カルシウムを豊富に摂る必要があります。

 

ビタミンは体内の抵抗力を高め、植物繊維はよく噛む必要があるので唾液の分泌が促進されます。カルシウムは歯や骨の形成に不可欠なものですので、歯を丈夫にするために必要です。

 

では歯周病に良くない食物というのはあるのでしょうか?それは糖分が豊富な食物、粘り気のある食物です。

 

粘り気のある食物ということで納豆やもずくなどの海藻類を思い起こすかもしれませんが、むしろ、キャラメル、飴、和菓子などです。

 

これらは糖分があるだけでなく、歯に付着してなかなか胃の方に流れていきませんし、歯磨きをしても残ってしまう可能性があります。

 

糖分が豊富な食物、粘り気のある食物を食べた後は念入りに歯を磨くようにしましょう。

 

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